1994年。再現映像付きドキュメンタリ。
イケニ族の生活と反乱に至るまでの経緯がある程度解説されている。
彼らの居住地は現在のイーストアングリアで、鍛冶屋や職人もおり、近隣部族の中では商業上有利な立場を占めていた。
43年のローマ支配後(特にネロの即位後)、重い税金を課され、腐敗した役人はさらに搾り取ろうとし、民が奴隷にされ、財産がローマ皇帝クラウディウスの神殿を建てために使われたことなどから、ブリテン人の各部族の不満が高まっていたという。
「ブーディッカの乱はケルト文化を守るのに役立った」と結論づけられている。