2008年日本テレビ系で放送。全13話。
面白くて一気見。
国分寺、武蔵小金井、町田と、東京の各所で物語が展開する。
最先端科学が登場人物たちの心に植え付けるのは魍魎、複数の物語の解きほぐしは憑き物落とし、体およびテレビは箱といった比喩が効いている。
穢れを引き受ける代償が映画版よりも詳細に描かれている。
久保竣公が白手袋を付けている理由や美馬坂教授の肉体憎悪の謎も解けた。
百合っぽくて耽美な序盤と、箱中の少女への最後の言及内容に鮮烈な対比を感じる。
陰陽道の反閇を踏む場面は映画の方が長く、アニメは魍魎の解説メイン。