2012年4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:743ページ
ナイス数:2ナイス

オードリー・へプバーンとティファニーで朝食を - オードリーが創った、自由に生きる女性像(MARBLE BOOKS)オードリー・へプバーンとティファニーで朝食を - オードリーが創った、自由に生きる女性像(MARBLE BOOKS)
WWII後、再び家庭に縛り付けられたアメリカ人女性たちを、この物語にどう勇気づけたか分かり興味深かった。ホリーのモデルの最有力候補とされるベイブ・ペイリーとカポーティの交流、ふしだら娘という小説のホリーのイメージは、オードリーが演じることによりどう変わったか、適材を適所に配したプロデューサーの功績、パーティ・シーンへのブレイク・エドワーズのこだわり、パラマウントの宣伝部が「クーク」("kook"「既成の価値観にとらわれない」236)という単語を使い劇中に描写されているタブーを隠蔽しようとしたこと等面白い。
読了日:04月06日 著者:サム・ワッソン

ドラえもん 英語図解辞典ドラえもん 英語図解辞典
初めて英語にふれる小学生向けのオールカラー英語辞典。ページ数にカタカナ読みが付いており、強勢を置く場所が太文字になっているのも初心者には分かり易いと思う。調理器具(22-23)、「鬼ごっこの鬼は"it"と言う」(88)こと、西暦の読み方(111)、図形(120)、桁の大きい数字の読み方(125)など、中高生の英語授業では実はあまり教えられないが知っておいたほうがいい英語を取り扱っているのが素晴らしい。カタカナ読みの併記は賛否が分かれるだろうが、できるだけ単語の発音に近いものにしている点に努力が感じ取れる。
読了日:04月08日 著者:

小学校英語教育の進め方 ことばの教育として [改訂版]CD付小学校英語教育の進め方 ことばの教育として [改訂版]CD付
第一部では小学校英語教育の目的、現状、課題、発達心理学などの理論的側面、第二部では実際に授業をどのように進めたらよいか(時間割、指導案、クラスルーム・イングリッシュの例)、第三部では教場における実際の指導例と使える教材について扱っている。小学校英語教育は、やはり言語習得よりも、コミュニケーション能力の向上を主眼に置いていることが分かった。「英語専科教員に必要な英語力」(154)や、「1時間の指導の組み立て方」(173-211)、「英語活動の評価基準」(207)など、具体的な情報が載っているので参考になる。
読了日:04月17日 著者:岡 秀夫,金森 強

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