『BBC 世界に衝撃を与えた日―15―~英国王妃アン・ブーリンの処刑とエドワード8世の退位』

2003年。

 

1536年、アン・ブーリンが処刑されてからちょうど400年後の1936年にエドワード8世が退位したという繋がりでこの二つの事件が併置されている。

 

前半では、アンの処刑前日と当日の様子が、処刑人ウィリアム・キングストンの動向から語られる。

 

ヘンリー8世は前妻のキャサリン死亡から4ヶ月後にアンの処刑を決め、苦痛を少なくするために剣を使う処刑人をフランスから呼び寄せた。

 

男子嫡男を生むという重圧のもと、3人もの女性を犠牲にした(結婚歴は6回)父を見て、エリザベスは生涯独身を誓ったのではないかと思った。