『夜歩く』

1978年毎日放送東宝製作全3回。

 

原作初出は1948年の『男女』と同誌改名後1949年の『大衆小説界』、底本は1973年の角川文庫版。

 

昭和23年、金田一は兵役中の命の恩人屋代寅太を訪ね、小金井の古神家へ赴く。古神家には長女八千代の連れ込んだ画家蜂屋小市が居座り、二人の結婚を快く思わない古神家の男性陣を苛立たせていた。そんな夜、首と両手首が切断された死体が敷地内で見つかる。それは連続首なし殺人事件の幕開けだった。

 

ヒッピー崩れのような画家を演じる岸田森に不思議な存在感。幻想的な夢遊シーンが印象に残る。

 

 

夜歩く【リマスター版】 [DVD]

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