2014-05-19 『迷路荘の惨劇』 1978年毎日放送・三船プロ製作全3回。 原作は1975年東京文芸社刊、底本は1976年の角川文庫版。 昭和25年、金田一は静岡県相原の名琅荘を訪問。この場所で20年前に古館伯爵家の当主一人が後妻加奈子を殺し、彼自身も使用人の尾形静馬に惨殺されていた。 浜木綿子が『獄門島』に続いて(別の役で)登場。 終盤、犯人への金田一の態度が粋であるし、犯人が金田一に与える一瞥がなんとも言えないほど素晴らしい。「因習的な殺人を受容しているようにさえ見える金田一」のイメージはこういうところから来るのか。 迷路の全体図が欲しかった。 迷路荘の惨劇【リマスター版】 [DVD] 出版社/メーカー: キングレコード 発売日: 2005/05/11 メディア: DVD クリック: 12回 この商品を含むブログ (3件) を見る