『悪魔の手毬唄』 上巻

1977年毎日放送大映映画・映像京都製作全6回。

 

原作は1957-9年『宝石』連載、底本は1971年角川文庫版。

 

昭和27年、鬼首(おにこべ)村に、村出身のグラマー歌手オーロラゆかりが凱旋することに。村の青年団達は歓迎ムードに湧くが、その日から鬼首村に伝わる手毬唄の調べに乗って、若い娘達が次々と殺害される。村の没落庄屋は姿を消し、謎の老婆が出現し始める。過去の犯人未逮捕事件との関連を疑う日和は、金田一に捜査を依頼。

 

死体未発見の殺人事件現場で、沼のせせらぎの音をバックに仲良くくつろぐ金田一と日和が微笑ましい。